落ち着かせてくれる漢方

診察

服用を始めるために

自然由来の生薬から作られた漢方薬である抑肝散。神経症や子どもの夜泣きなど神経のたかぶる症状に使用されます。一般的には、一日に7.5gを2,3回に分けて、食後か食間に服用しますが、体重や年齢などによってどれくらいの量を服用するのかは変わってきます。そのため、医師に処方された量を守り、自己判断で止めてはいけません。また、飲み忘れに気づいたときは、気づいたときに飲むようにしましょう。ただし、次の服用までの時間が2時間以内の場合は飲み忘れた分は服用せず、時間が来たら次の分を飲むようにします。2回分を一度に飲むことがないように気をつけなければなりません。誤って多く飲んでしまった場合は、必ず医師や薬剤師に相談しましょう。初めて抑肝散を処方してもらうときには、他に飲んでいる薬がないか、以前に服用でアレルギーになったことがないか、妊娠や授乳はしていないかなども医師に相談しましょう。抑肝散の多くは粉薬となりますが、水を口に含んだ後に入れるようにして服用すると比較的、飲みやすいです。抑肝散を服用する際に、食欲不振やかゆみなどがあらわれる場合があります。気になる症状があれば医師に相談しましょう。稀に低カリウム血症などになることもあるので注意が必要です。定期的な血液検査などで、身体の状態を把握すると安心して服用できます。また、服用するときが食前か食間のため、食事の時間を決めるなどして適切な服用ができるよう工夫をすると、飲みすぎや飲み忘れの防止ができます。市販の抑肝散を服用する際も、使用上の注意を必ず守り、適切な服用ができるように気をつける必要があります。市販のものには、錠剤のものもあり、粉薬が苦手という方には服用しやすいタイプとなっています。ドラッグストアなどで購入することもできるため、手軽に服用を始めることができますが、症状などによっては効果があらわれるまでの時間が変わりますし、気になる症状が出てきたら医師に相談するようにしましょう。妊娠している方やお子様が服用する場合には、病院で処方してもらい、経過を観ることが良いでしょう。